松本市の松本いずみ幼稚園の園児約20人が16日、サンタクロースやトナカイに仮装して市中心部を走る「サンタマラソン」をした。笑顔で走るかわいらしい姿に、通り掛かった人たちが目を細めた。 園児はベルを鳴らす先生に付いて、同市のMウイング前を一斉にスタート。「頑張れ」と励まされながら走った。沿道から「かわいい」と声が上がり、手を振る人もいた。松本城太鼓門前までの約1キロを完走した。 サンタマラソンは、地域に笑顔や元気を伝えようと始めて6年目。園児は園庭や園の周囲を走って体力づくりをしており、年長の木下麗ちゃん(6)は「走るのは好き。楽しかった」。田所賢二園長(67)は「慌ただしい年の瀬に、伸び伸び育つ子どもの元気を感じてもらえたと思う」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧