23日午後8時半ごろ、佐久市鳴瀬の「千曲川スポーツ交流広場」のマレットゴルフ場のスチール製のロッカーから出火、中にあったトイレットペーパーや塩化カルシウムが入った袋などを焼いた。同日朝には、ロッカー前のベンチが焼けているのを市マレットゴルフ連盟の関係者が発見。佐久署は火の気がなかったことなどから、いずれも放火の可能性を含めて調べている。 このマレットゴルフ場では今月中旬から、カップの位置を示すポールが折られたり、看板が壊されたりする器物損壊事件が起きている。ベンチを焼く火事の連絡を受けていた佐久署の署員がパトロール中にロッカーから火が出ているのに気付き、署員からの通報を受けて駆け付けた佐久消防署が消し止めた。 市マレットゴルフ連盟役員で佐久市中込原の男性(69)によると、燃えたロッカーは錠がされていなかった。塩化カルシウムはマレットゴルフコースの土を固めるのに使っていた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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