松本市立中央図書館は4日、蔵書2~3冊を新聞紙で包んだ「本の福袋」の貸し出しを始めた。あまり手に取らない分野の本と出合ってほしい―との思いで始めたユニークな企画だ。 図書館職員がお薦めの本を詰めた。どんな本が入っているかは分からないが、のし紙に「いい香り」「不思議な夢」「夫婦愛」といった“ヒント”が記されている。 同館を含めた市立の11図書館が計約500袋を用意し、先着順で借りることができる。「幸福のヒント」と書かれた「福袋」を借りた市内の主婦(55)は「開けるのが楽しみ。どきどきする」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧