Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

冷凍食品で体調不良6件 県内の保健所に届け出

$
0
0

 マルハニチロホールディングスの子会社アクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、長野県内の保健所に6日、同社の冷凍食品を食べ、腹痛や下痢といった体調不良を訴える計6件の届け出があった。県食品・生活衛生課と長野市保健所によると、この問題が原因と疑われる体調不良の相談はこの日が初めて。いずれも命に別条はないという。  同課などによると、松本市では昨年12月25日、10歳未満の女児1人がパイシートを食べて、腹痛と発熱の症状を訴え、医療機関を受診した。同市でもう1件訴えがあったほか、佐久、千曲、須坂、長野の各市の住民からも各1件ずつ関係する保健所に相談が寄せられた。冷凍食品を食べた期間は12月が中心という。  冷凍食品と体調不良の因果関係は現時点で不明だが、訴えのうち3件は自主回収対象の冷凍食品が残っており、保健所職員が回収した。長野県は7日以降、群馬県に回収した冷凍食品を送る。  体調不良以外では「冷凍食品から薬品臭がする」との相談が伊那保健所にあった。自主回収食品の返品方法や、同社の問い合わせ先を尋ねる電話も佐久、飯田、松本、大町の各保健所に計8件寄せられた。県食品・生活衛生課は「不安がある場合は最寄りの保健所へ相談してほしい」と呼び掛けている。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>