スピードスケート女子のトリノ五輪代表で5000メートル日本記録保持者の石野枝里子(日本電産サンキョー)が引退を決めたことが、10日までに分かった。昨年末のソチ五輪代表選考会で3000メートル、5000メートルとも3位に終わり、2大会ぶりの代表入りを逃していた。 北海道帯広市出身で28歳の石野は富士急時代にバンクーバー五輪出場がかなわず、日本電産サンキョーに加入した。今月11、12日に北海道苫小牧市で行われる世界選手権アジア地区予選の代表に選ばれていたが辞退し、今季残りのレースにも出ない。日本電産サンキョーの今村俊明監督によると、引退後の動向は未定。 また、女子短距離で世界スプリント選手権やワールドカップの代表経験がある24歳の仁科有加那(日本電産サンキョー)も国体を最後に引退する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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