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「グレゴリオ聖歌」歌おう 長野市で合唱団発足、初練習

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 西洋音楽の源流とされるグレゴリオ聖歌のみを歌う合唱団「魂の歌・グレゴリオ聖歌を歌う会スコラグレゴリアーナ」が11日、長野市で発足し、市東部文化ホールで初練習をした。発起人の1人で、日本グレゴリオ聖歌学会理事の高橋正道さん(72)=元清泉女学院短大教授、長野市=は「グレゴリオ聖歌に特化した合唱団は県内で聞いたことがない」と説明。北信地方を中心に約30人が集まった。  高橋さんによると、グレゴリオ聖歌は9~10世紀にヨーロッパ各地の聖歌を統合してできた教会の典礼音楽の総称。歌詞はラテン語で、楽譜は五線譜ではなく4本線で書かれている。  初練習は高橋さんが指導し、ラテン語も交えて4曲に挑戦。参加者には合唱経験者が多く、早速美しい歌声を響かせていた。長野市の主婦栄岩(はえいわ)かおるさん(56)は「グレゴリオ聖歌は聞くだけでなく、歌うことでも癒やしを与えてくれると分かった。今後も参加したい」と話した。  合唱団は、長野市の合唱愛好家島津和平さん(64)が「さまざまな宗教音楽の核となっているグレゴリオ聖歌に親しむ場をつくりたい」と高橋さんに呼び掛けて発足した。高橋さんは「必ず歌えるようになる」を目標に月2回ペースで練習し、楽譜の読み方やラテン語の発音も教える予定だ。  次回は18日午前10~11時半、長野市西長野の長野聖救主教会で開く。団員は随時募集する。問い合わせは島津さん(電話026・257・2594)。(長野県、信濃毎日新聞社)


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