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社会に貢献、20歳の決意 県内15市町村で成人式

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 13日の成人の日を前にした12日、県内では長野、松本、上田、飯田など15市町村で成人式が開かれた。対象になった1993年と94年生まれの若者たちからは、今後の就職などを通して社会に貢献していく決意を語る声が聞かれた。選挙権を持つことから各政党の政策を自ら調べ、政治について深く学んでいきたいとの声もあった。  神奈川県の大学2年、犬飼弘樹さん(20)は、実家のある松本市で成人式に出席。工学部で動力機械工学を学んでおり、将来は自動車のエンジンの開発に取り組みたいという。「世界に誇る日本車の発展に貢献し、日本の強みを伸ばしていきたい」と話した。  松本市の短大2年、松沢美紗季(みさき)さん(20)は実家がある飯田市の伊賀良公民館で開かれた成人式に晴れ着姿で参加。今春から市内の病院で医療事務の仕事に就くため「社会人として、職場となる病院の力になりたい」と話した。  「せっかく投票できるようになったのだから、きちんと1票を入れ、責任のある対応をしたい」。長野市出身で市内の成人式に参加した都内の大学1年、村田周陽(ひろあき)さん(20)は、これからインターネットを利用して各政党の政策を調べていきたいという。  村田さんの中学時代の友人で、仙台市内の大学2年、山浦弘樹さん(20)は特定秘密保護法について触れ「全文を読んでみて、国民にも影響があると知った。自分で調べて情報を集めたい」と、ニュースなどを見て勉強している。  都内でダンスの専門学校に通う斎藤志緒梨(しおり)さん(20)は、松本市での成人式に振り袖姿で出席。プロダンサーになる夢に向けてオーディションを受ける日々で、「テレビに映るようなバックダンサーになります」と決意を語った。  上田市の会場で、再会した中学時代の友人と近況を語り合った富山県の大学2年、久保田悠斗(ゆうと)さん(20)は、北陸新幹線が2015年3月に金沢まで延伸するニュースをきっかけに鉄道の仕事に興味を持ったといい、「地元の上田と富山が新幹線でつながれば、すごく便利になる。自分も関わりたい」と話した。  諏訪郡下諏訪町の成人式で来賓の受付を担当した諏訪市内の看護専門学校2年、中島紫帆(しほ)さん(20)は「町を出た友人と久々に会えるのがうれしい」と言い、友人との近況報告や記念撮影を楽しんだ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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