長野市北部で１３日夜にイノシシ２頭が目撃され、うち１頭が見つかっていない騒ぎを受け、長野中央署や周辺の複数の小学校などは１４日、児童に集団登校させたり、登校時間帯に通学路を警戒するなどした。市森林整備課によると、同日にイノシシの新たな目撃情報は寄せられていない。
目撃現場の近くの小学校は同日朝、職員が通学路を巡回する中、児童らが縦一列に並んで集団登校した。児童らは「イノシシ出るのかな」「出たら怖いね」などと話しながら歩いていた。
市教育委員会は１４日朝、登録した保護者にメール配信する「安全・安心ネット」で、登下校の際などにイノシシに注意するよう呼び掛けた。
同市北部では１３日夜、当初２頭が目撃され、うち１頭は同市東和田の長野東郵便局付近でバスと衝突して死んだことが確認された。同市北部では昨年１２月１７日、ＪＲ信越線三才駅でイノシシ３頭が目撃され、うち１頭が捕獲されたほか、同１８日に同市田中の県道上で２頭が目撃されていた。（長野県、信濃毎日新聞社）
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イノシシ警戒の朝 長野市北部で集団登校
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