2月に開幕するソチ冬季五輪スピードスケート・ショートトラック女子に出場する酒井裕唯(ゆい)選手(26)=東京=の壮行会が14日、母校の諏訪市城北小、上諏訪中、岡谷市の岡谷東高校などでそれぞれ開かれた。「メダルを狙いたい」と意気込む酒井選手。「大好きだと思えることに全力を注ぎ、夢を大切にしてほしい」と後輩に呼び掛けた。 酒井選手は高校1年で茅野市に引っ越すまで諏訪市で暮らした。2010年バンクーバー冬季五輪に続き2大会連続の出場。ソチでは500メートル、1000メートル、1500メートル、3000メートルリレーに出場する予定だ。 城北小では、全校児童約110人が体育館に集まり、壮行会を開いた。酒井選手も在籍した同校スケートクラブ部の部長で6年の小倉志織さん(12)は「メダルを取れるように頑張ってください。みんなで応援しています」と激励。児童や教職員が協力して作った応援旗を贈った。 上諏訪中の壮行会には全校生徒約240人が参加。酒井選手は「前回よりも良い成績を出し、皆さんに1本でも多く私の滑りを見てほしい」と決意を語った。(長野県、信濃毎日新聞社)
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