小諸市の懐古園内にある市動物園は１８日、来園者がヤクシマヤギやポニー、ヤクシカに餌をあげられる「エサやり体験」を始めた。これまで年数回のイベント時だけ企画したが、動物を間近に見て触れ合ってもらう狙いで、入園者増も目指して毎週土、日曜と祝日に行うことにした。子どもたちは、動物が目の前で口を開け、餌を食べる様子を面白そうに眺めた。
来園者は柵越しにニンジンやリンゴを切った餌を差し出し、「どうぞ」。ヤクシカ舎では、餌を見た３、４匹が先を争うように集まり、金網の隙間から口を出してぱくりと食べた。
佐久市内山の角田俊介君（３）は「楽しい」と餌やりに夢中。見守った母親の由紀子さん（２５）も「舌が長いね」と興味津々で観察していた。
体験は午前１１時～正午、午後１～２時の２回。餌は紙コップ１杯分１００円。動物園内で受け付ける。（長野県、信濃毎日新聞社）
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小諸市動物園「エサやり体験」スタート 毎週末に
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