光で彩る白銀の森　アルプスあづみの公園大町・松川地区

　大町市と北安曇郡松川村にまたがる国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で２５日にイルミネーションが始まるのを前に、２４日夜、近隣住民を招いて内覧会が開かれた。過去最多の約３５万個に上る発光ダイオード（ＬＥＤ）が、雪に覆われた白銀の森を美しく彩った。 　今年のテーマは「スノープリンセス」。数メートルの高さで木々の間を歩ける「空中回廊」からは、プリンセスの顔を取り囲む１４個の花が光る巨大な「地上絵」が楽しめる。花は音楽に合わせて点滅していた。 　公園入り口には、カラマツを利用した高さ２０メートルのタワーが２本登場。大町市常盤の実家に帰省中の女性（２２）＝三重県伊勢市＝は７カ月の長女を胸に抱いて観賞し、「お姫様気分を味わえました」と話していた。 　点灯は３月２日までの午後４時～８時半。入園料は一般４００円、小中学生８０円。休園日は２月１０日を除く月曜日。（長野県、信濃毎日新聞社）