ソチ冬季五輪スケルトン男子代表の高橋弘篤と笹原友希(ともにシステックス)が1日、長野市内で記者会見し、目前に迫った初の五輪に臨む決意を述べた。 国際ランキング10位の高橋は「(五輪本番は)緊張すると思うが、これまでの指導を思い出して自信を持ってスタートラインに立ちたい」と強調。「上位入賞、そしてメダルが目標。どういう精神状態で臨めるかがポイントになる」と語った。 同28位の笹原は昨年4月からシステックス所属となり、「環境が変わり必死に頑張ってきた。オリンピックで結果を出すことが最終的なゴール」。秋田県出身で「東北のため、未来ある子どもたちのために―という思いをレースで届けたい」と意気込んだ。 システックスと全日本でともに監督を務める元五輪代表の越和宏氏は「選手たちは期待できる成績を挙げている。悔いのないよう頑張らせたい」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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