サッカーJ2松本山雅FCの鹿児島市での3次キャンプに、熱心な信州のサポーターや鹿児島のサッカーファンが連日見学に訪れている。11日は同じJ2のギラヴァンツ北九州との練習試合があり、遠く信州から駆け付けたサポーターらは、クラブカラーの緑色のフラッグを用意したり、タオルマフラーを身に着けたりして、ゴールが決まると拍手で喜んだ。 松本市蟻ケ崎の栗田園子さん(57)は「遠いけれど、開幕に向けてどの選手の調子が良いか見られてわくわくする」。2年連続で訪れた上田市小島の元木淳さん(49)も、仕上がり具合を見るのが「楽しい」と話していた。 鹿児島ではプロスポーツチームのキャンプ地を巡るスタンプラリーもあり、地元の人も見学に訪れる。上田市出身で鹿児島市在住の団体職員伊藤博実さん(63)は8日に練習を見学。「上田高校の後輩の塩沢勝吾選手を見に来た。山雅のキャンプは信州のいいPRになる」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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