第14回氷の彫刻展は22日、長野市北長池のエムウェーブで2日間の日程で始まった。氷を削って作った動物など約15点が並び、家族連れやカップルなどでにぎわっている。 市や信濃毎日新聞社、エムウェーブでつくる実行委主催。県内外のホテルやレストラン勤務の調理師約30人が21日深夜から22日朝にかけ、重さ約130キロの氷柱を積み上げてチェーンソーやのみで削るなどして完成させた。 イルカやハクチョウのほか、開催中のソチ冬季五輪にちなんだ五輪マークや聖火台をかたどった作品も並び、青や黄色の光でライトアップした。彫刻展開催中は、エムウェーブで練習を積んできたスピードスケート日本代表が活躍する場面を振り返る映像を大型画面で流している。 松本市の会社員橋詰忠さん(26)は「きめ細かく彫った作品がライトアップされていてきれい」と話していた。 23日は午前10時~午後6時、入場無料。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧