23日午前2時10分ごろ、長野市赤沼のセブン―イレブン長野アップルライン店で、男が店員の40代男性を刃物で脅し現金約4万円を奪って逃げた。店員にけがはなく、買い物客はいなかったとみられる。長野中央署は、強盗事件として逃げた男の行方を追っている。 県警は、店内の防犯カメラに写ったカウンターを乗り越える男の画像を公開。同署はフリーダイヤル(電話0120・110・978)を設けて情報提供を呼び掛けている。 長野中央署によると、店員が商品整理をしていたところ、店に入ってきた男がカウンター内に入り込んだ。店員が気付いて近づくと、男は刃物を突き付けて脅し、レジを開けて現金を奪ったという。店員が110番通報した。 男は身長約170センチ、痩せ形で灰色の上着、紺色のズボンを着用。顔をタオルのような物で覆っていたという。 この店は国道18号沿いにあり、周囲は果樹園や住宅が点在。2001年11月にもレジの現金が奪われる事件があり、男が逮捕された。 近くに住む男性(64)は「一帯は、夜は人けのない所。狙われやすいのかもしれない」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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