J2最終節(第42節)は11日、各地で11試合を行い、松本市アルウィンに大分トリニータを迎えた松本山雅FCは0―0で引き分けた。勝ち点を59に伸ばしたが順位は前節から変わらず、J2参入1年目は12位だった。 最終節の結果次第でJ1自動昇格の可能性があった大分は、両サイドから攻め込み積極的にゴールを狙った。松本山雅は体を張った守備でゴールを割らせず、2試合ぶりに出場した船山や鉄戸を起点にしながら塩沢のシュートやセットプレーで相手ゴールを脅かした。0―0の後半、松本山雅はシュート14本を放つなど、カウンターから何度か決定機をつくったものの無得点。最終戦を白星で飾れなかった。 湘南が3―0で町田に快勝して勝ち点75で2位になり、3季ぶりのJ1復帰を決めた。残り1枠を決定する3~6位による昇格プレーオフの準決勝(18日)は3位の京都と6位の大分、4位の横浜FCと5位の千葉の顔合わせとなった。 勝てば自力で昇格できた京都は既に優勝を決めた甲府と0―0で引き分け、勝ち点74にとどまった。横浜FCは岐阜を3―2で下して同73、千葉は徳島に3―0で勝って同72、松本山雅と引き分けた大分は同71だった。 最下位となった町田はJFLで優勝したV・ファーレン長崎が12日のJリーグ臨時理事会で入会承認されれば、入れ替わってJFLに降格することになった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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