県警振り込め詐欺対策室は13日、県内に支店がある都市銀行など6金融機関の行員や職員6人に「振り込め詐欺被害防止アドバイザー」を委嘱した。振り込め詐欺や金融商品への投資詐欺などの発生情報を県警と共有し、来店客に注意を促す。 県庁で開いた委嘱式で、佐々木真郎県警本部長は「県民の大切な財産を守るためにご協力いただきたい」とあいさつ。みずほ銀行長野支店(長野市)の天野晃太・お客さまサービス課長(44)は取材に「1人でも多くの被害をなくすよう、最善を尽くしたい」と話した。 同室によると、ことし1~10月に県内の金融機関窓口などで未然に防いだ振り込め詐欺は、89件、計約1億4千万円に上る。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧