男子第37回、女子第30回の「春の高校伊那駅伝」(伊那市、信濃毎日新聞社などでつくる実行委員会主催)は22日、伊那市の県伊那文化会館で開会式を行った。レースは23日、男女合わせて過去最多となる181チームが出場し、早春の伊那路を舞台に全国各地から集まった高校生が競う。 開会式では男子10校、女子7校の県外招待校をステージ上で紹介。前回大会で県内優勝した男子の佐久長聖と女子の長野東が優勝旗を、総合優勝した男子の伊賀白鳳(三重)と女子の立命館宇治(京都)が優勝杯を返還した。 選手を代表し、長野東の川上綾香主将が「全国のランナーと大好きな駅伝ができる喜びと、うれしいことも苦しいことも共に乗り越えてきた仲間たちの思いを一本のたすきに込める」と宣誓した。 女子第30回大会を記念し、県外招待が始まった第4回大会から26年連続出場する立命館宇治(京都)の荻野由信監督に、大会発展に貢献したとして感謝状を贈った。 59チームが出場する女子は午前10時、122チームが出場する男子は午後0時5分に伊那市陸上競技場をスタートする。(長野県、信濃毎日新聞社)
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