北安曇郡小谷村の白馬乗鞍観光協会は25日、ご当地キャラクターの初の雪上運動会「ゆるキャラリンピック」を白馬乗鞍温泉スキー場で開いた。県内外のキャラ14体が集結。スキーやスノーボードを履いた愛らしいキャラが普段は見せない必死さで力走し、約200人の来場者を沸かせた。 スキーを生かした催しで村を盛り上げようと企画。小谷村や埴科郡坂城町などに加え、大阪科学技術館(大阪市)の「テクノくん」や奈良県大和郡山市の「大和ゆかり」など、県内外のキャラが参戦した。 14体はスキーなどの速さを争う滑走競技で真剣勝負。子どもたちと玉入れをしたり、子どもを乗せたそりを引っ張って走ったりもした。小谷村小谷小学校6年の浜谷天音(あまね)さん(12)は「どのキャラも個性的でかわいかった。一緒に競争できて楽しかった」と喜んでいた。 観光協会の佐々木秀隆会長(67)は「来年以降は、村内3カ所のスキー場持ち回りで開くことも検討したい」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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