4月20日に長野市で開く第16回長野オリンピック記念長野マラソンの歓迎バナー(旗)が28日、同市の中央通りなどに掲げられた。地元の協力を得て、今回初めて善光寺仲見世通りにも掲げた。通りの彩りが増し、大会を迎える雰囲気が一気に高まった。 バナーは青、緑、ピンク、オレンジの4色で大きさは4種類。「ようこそ、春の長野へ」などと記してある。今回は新たに仲見世通りと、中央通りの新田町交差点から末広町交差点までの区間にも掲げた。計約1・6キロにわたり、計165枚がはためいている。 仲見世通りは大会のコースではないが、地元の会合で「善光寺には大勢の参加者が完走祈願に訪れる。バナーを飾れないか」と話題になり、掲げることになった。 仲見世通りの商店でつくる元善町商盛会は28日、大会組織委員会からバナーを受け取り、会員らが街灯の柱に取り付けた。青木宏会長(51)は「にぎやかな雰囲気で人々を迎えたい」と話していた。 組織委事務局によると、今回は過去最多の約1万900人が出場を申し込んだ。国内の一般は45都道府県から申し込みがあり、長野県内の申込者は全体の46%を占めている。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧