春らしい陽気になった29日午前、安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区では人気の大型遊具「マシュマロドーム」の今季の使用が始まった。子どもたちははだしになって上り、ぴょんぴょんと跳ねたり、滑り降りたりして歓声を上げていた。 マシュマロドームは特殊な素材で内膜と外膜があり、内部に空気を送り込み小山のように膨らませる。弾力性があり、跳ねすぎて転げ落ちる場面も。思わぬ動きになるのも子どもに人気のようだ。 友達と一緒に訪れた松本市芝沢小学校2年の上條奈津さん(8)は「ふわふわして面白い。いっぱい遊んで暑い。汗かいちゃった」と楽しそうだった。 29日の県内は高気圧に覆われて晴れ、前日に続いて気温が上昇。安曇野市穂高では正午の気温が18・6度になり、園内は薄着の人が目立った。 気象庁によると、29日正午現在の気温は飯田市南信濃が20・6度、松本市今井が19・6度、軽井沢が19・4度、長野が18・7度。 午後は南部から曇り、夜には雨が降り始める見込み。夜から30日にかけては北中部を含め、広い範囲で雨が降る予想だ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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