南米チリ北部の太平洋沖で1日午後8時46分(日本時間2日午前8時46分)ごろ発生したマグニチュード(M)8・2の地震で、長野市松代町の気象庁松代地震観測所は、発生から約20分後の2日午前9時6分に第1波を観測した。 本多誠一郎所長は「過去にもチリ近辺の地震で、日本に津波が到達したことがあった。今後の動向を注視する必要がある」と話している。 松代地震観測所はこれまで、北朝鮮の核実験(2013年など)によるとみられる地震波や、12年のインドネシア・スマトラ島沖地震の波形なども捉えている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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