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地元出身プロスポーツ2選手「応援団」 千曲・森地区が設立

 千曲市森地区の住民約500人が6日、地元出身のプロ野球パ・リーグ楽天外野手の聖沢諒さん(28)と女子ボクシング世界チャンピオンの宮尾綾香さん(30)=横浜市=を応援する「あんずの里応援団」を設立した。設立総会には宮尾さんも出席。応援団によると、2人の後援会は地区外にはあるが、地元では初めて。今後、森地区から新たにプロ選手が誕生すれば、共に応援していく。  聖沢選手は2007年のドラフトでプロ野球パ・リーグ楽天に指名されて入団。12年、リーグ盗塁王。今月3日に外野手の連続守備機会無失策のプロ野球新記録を樹立した。宮尾さんは12年に世界ボクシング協会(WBA)ライトミニマム級王者になった。3月3日の防衛戦で勝ち4度目の防衛を果たした。  応援団は、森の区長会の会合で「プロ選手が2人もいるのに地元に応援する組織がないのでつくろう」と盛り上がったのがきっかけで、昨年3月ごろに準備を始め、住民に入会を呼び掛けた。  6日、森地区のあんずの里観光会館で開いた設立総会には約100人が集まった。会長の自営業石田謙三さん(76)は「プロ選手が子どもたちの励みになればと思う」とあいさつ。総会では、2人の試合の観戦ツアーや子どもたちとの交流会などを盛った本年度の事業計画を承認した。  宮尾さんは総会後の祝賀会で「(地元の人が)自慢できる選手になるため頑張りたい」とあいさつ。聖沢さんは欠席したが、「皆さまの心温まる応援に感謝します。今年も連覇を目指し、よりチームに貢献するよう頑張ります」とのメッセージを寄せた。(長野県、信濃毎日新聞社) Image may be NSFW.
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