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バレー県勢 世界へ続々 ジュニアからの育成「成果」

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 トップチームを除く若い世代のバレーボール全日本チームに、今年は県関係選手が男女合わせて13人も選ばれ、それぞれ国際舞台を経験した。突出した大型アタッカーはいないものの、いずれも確かな技術力や精神的な強さが持ち味。それぞれ長所を伸ばし、全日本トップチーム入りを目指している。  男子は、ユニバーシアード世代で構成した6月のアジア太平洋カップ代表に丸子修学館高出身の伊藤康貴が選ばれた。今春、順大からプレミアリーグ・堺に加入し、今季のリーグ戦で早くもプレーしている。  9、10月のアジアジュニア選手権には、1月の全日本高校選手権で準優勝した創造学園高の主力で、春から大学生となった渡辺峻と滝野頼太が参加。日本は優勝し、滝野はベストリベロに選ばれた。  女子は9月のアジアカップに、プレミアリーグ・東レで4年目を迎えた3人が出場。裾花中出身の峯村沙紀は、トルコのチームに移籍した全日本エースの木村沙織らの穴を埋め、17、18日のリーグ開幕2連戦に先発出場した。  高校生は、男子の峯村雄大(長野日大高)が、3年前の全日本中学選抜に続き、全国高校選抜でも主将に抜てき。高沢和貴(同)と女子の高相みな実(都市大塩尻高)も秋のアジアユース選手権にリベロとして参加した。  中学生は、女子3人が今月の全日本中学選抜の日韓交流戦(全6試合)に出場。3日に諏訪市で行われた初戦を終えた横田実穂(岡谷東部中)は「メンバーに選ばれて光栄」、横田真未(裾花中)は「ある程度プレーできたことは自信になった」と語った。  県高体連バレーボール専門部の宮坂俊樹委員長(岡谷工高教)は「13人も送り出すのはこれまででも多い。選手らは経験が長く、バレーをよく知っており、小中高の指導連係がうまく取れている成果だ」と説明。「技術面ではいずれ自分より大きな選手に追いつかれる選手も出てくるかもしれないが、生き残るすべを見いだしていってほしい」と期待している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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