シクラメンの産地の北安曇郡松川村で、クリスマス向けの出荷が最盛期を迎えている。赤やピンク、白色など約40種類のシクラメンが所狭しと並ぶ同村神戸の農園「信州雪香園(せっかえん)」のハウス内では20日、従業員が古い花や枯れ葉を取り除く最後の仕上げ作業に追われた。 出荷のピークは11月中旬から12月中旬までの約1カ月。同農園は主に中京や関西などの市場に卸しており、出荷数は鉢やポットで計約6万個を見込んでいる。園主の湯口康章さん(68)は「ことしは夏の暑さや残暑が厳しかった中でも良く育ってくれた」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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