第107回長野えびす講煙火大会(長野商工会議所、長野商店会連合会主催)は23日夜、長野市川合新田の犀川河川敷で開いた。3連休の初日で、主催者によると昨年より約1万人多い40万人余りが訪れた。家族連れやカップルが寒さに肩を寄せ合いながらも、約1万発の華やかな花火を堪能した。 午後6時すぎ、会場全体で「5、4、3、2、1」とカウントダウンをして打ち上げ開始。色とりどりの花火が夜空を埋めた。音楽に合わせて打ち上げる「ミュージックスターマイン」では、静かな水音の場面では小さな青い花火が、曲が盛り上がると大きな花火がいくつも上がった。 家族で訪れた長野市浅川小学校1年の松本芽杜(まなと)君(7)は「音楽に合わせて、たくさん上がったのがきれいだった」と目を輝かせていた。 今回は例年より早く周辺の宿泊施設の予約が埋まったといい、長野商工会議所の加藤久雄会頭(70)は「長野の経済活性化になっている。これからもさらに効果を波及させたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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