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カーリング男女世界選手権へ 地元軽井沢に喜びと期待

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 カーリングのパシフィック・アジア選手権で決勝に進出し、世界選手権への日本の出場権を獲得したSC軽井沢クと中部電力の地元、軽井沢町では24日、両チームが練習拠点とする「スカップ軽井沢」で開催中の大会運営のために集まっていた地元の競技関係者らが、朗報に握手を交わした。  中部電力の松村の父で県カーリング協会強化・育成事業部の松村保部長は「まだ通過点」と気を引き締めつつも、「精神面で成長できたことは大きい」。パシフィック・アジア選手権で中部電力は昨季惨敗。SC軽井沢クは昨季まで2季連続で出場すらできなかった。「その悔しさを糧に結果を出せた」と喜びを口にした。  両チームの清水徹郎、絵美、芳郎3きょうだいの父で、自らもカーリングに関わる淳一郎さんは「世界選手権出場枠は自分たちで取った権利。日本選手権で勝って、自ら出場してほしい」と話した。  軽井沢には来春、通年型カーリング専用ホール「軽井沢アイスパーク」がオープン、競技環境は格段に向上する。1998年長野冬季五輪・カーリング開催地の同町にとって、町から五輪選手・チームを誕生させることは悲願。松村部長は「立派な施設ができる時に、五輪への道が閉ざされるわけにはいかないと選手自身も感じていたと思う」と、地元の夢も背負って臨んだプレッシャーを推し量った。  男子の両角友、山口は、軽井沢のジュニアのコーチも務めている。関係者は、両チームの活躍が目標になり、次世代の選手が育つことに期待している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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