民主党が衆院長野5区から党本部職員で新人の花岡明久氏(33)=東京都中野区=を擁立する方針を固めたことが24日、分かった。花岡氏は25日に記者会見して正式表明し、党も公認する予定。5区は2009年前回選で民主党公認で初当選した前職が離党し、党県連が候補選定を急いでいた。花岡氏の擁立で、民主党は県内全5選挙区で候補をそろえることになる。 花岡氏は長野市出身。千葉商科大卒。2007年から党本部職員を務め、現在、明治大公共政策大学院にも在籍している。近く飯田市に住所を移し、党職員も辞める予定。花岡氏は信濃毎日新聞の取材に「民主党が厳しい時だからこそ、立ち向かいたい。伊那谷に骨をうずめる覚悟だ」と述べた。 5区は公示前勢力順に、自民党元職宮下一郎氏(54)、国民の生活が第一前職加藤学氏(43)、共産党新人三沢好夫氏(68)、社民党新人池田幸代氏(40)が出馬表明している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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