およそ850種、2500株が植えられている中野市のバラの名所「一本木公園」で25日、市民らが冬囲いをした。同公園の指定管理者「一本木公園バラの会」の会員約40人が参加。積雪でバラの枝が折れないよう丁寧に作業をした。 市民らがオーナーのバラ園に植えてある約250株が対象。参加者は、1株当たり3本の竹の支柱を立て、ひもで枝をまとめて支柱にくくりつけた。同会は11月末までに、中野広域シルバー人材センターに委託するなどして、積雪の影響を受けやすい中輪や大輪のバラの冬囲いを終える予定だ。 同会の畔上二三男さん(76)=中野市中野=は「ことしはバラの病気の発生が少なく、良い栄養状態で冬を越せる。来年も良い花が咲きそう」と期待していた。冬囲いは来年2月中旬ごろに外し、枝切りの作業を始める。(長野県、信濃毎日新聞社)
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