柔道のグランドスラム東京大会第2日は1日、国立代々木競技場で男女4階級を行い、女子63キロ級で初出場した17歳の津金恵(松商学園高)が決勝で昨年の世界選手権代表の阿部香菜(三井住友海上)に優勢勝ちし、初優勝した。 男子は73キロ級で20歳の新鋭、大野将平(天理大)が決勝でロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)に大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。大野は1回戦からの5試合全てで一本勝ち。 男子81キロ級の日本勢は昨年優勝の川上智弘(国学院大職)の3位が最高で、ロンドン五輪金メダルの金宰範(キム・ジェボム=韓国)が制した。同五輪代表の中井貴裕(流通経大)は準々決勝でイワン・ボロベフ(ロシア)に一本負けした。女子70キロ級でロンドン五輪代表の田知本遥(東海大)は、決勝でリンダ・ボルダー(オランダ)に優勢で敗れた。 日本勢はここまで男子が3階級、女子が4階級を制した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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