高木美帆、三輪準也が初日首位　全日本スピード

　スピードスケートの第８１回全日本選手権第１日は１５日、長野市エムウェーブで男女の前半２種目を行い、女子は高木美帆（北海道・帯広南商高）が８１・７５３点、男子は１９歳の三輪準也（法大）が７６・０５８点で首位に立った。 　女子の高木美は前回に続く初日首位。５００メートルは３９秒３５で１位になり、３０００メートルは７位と粘った。姉の高木菜那（日本電産サンキョー）が５００メートルで２位に入り、総合３位につけた。３０００メートルで４分７秒３３の大会新をマークした穂積雅子（ダイチ）が総合６位、３０００メートルで２位の石野枝里子（日本電産サンキョー）は総合７位。前回総合２位の菊池彩花（富士急・佐久長聖高出）は３０００メートルで１０位に終わり、総合８位と出遅れた。 　男子の三輪は５００メートルが３位、５０００メートルが２位と安定した滑り。県勢は５００メートルで２位になった山中大地（電算）の総合１３位が最高。 　大会は２日間で短距離から長距離まで４種目を滑り、合計得点で優勝を争う。（長野県、信濃毎日新聞社）