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飯田工高生が選挙事務 衆院選投票所準備や用紙交付

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 16日投開票の衆院選に向けて、飯田工業高校(飯田市)の生徒10人が15日、飯田市内の3カ所で投票所の準備をした。若年層の投票率低下が指摘される中、選挙への高校生の関心を高めようと、市選挙管理委員会が生徒たちを15、16日の2日間、市臨時職員として採用した。10月の市長選での実施を予定したが、無投票だったため、生徒が実際に選挙事務に携わるのは今回が初めて。  市鼎(かなえ)中学校の武道場では15日、同高の3年生2人と2年生2人が作業に参加。記載台を据えたり、注意事項が記された紙を壁に張ったり。市の担当者からは投票に訪れた人の流れなどの説明も受けた。  3年生の米山映里佳さん(17)は「社会勉強になると思って参加した。投票できるようになったら大切な1票を無駄にしたくない」。同じく3年生の牧内湧朔(ゆうさく)君(17)は「投票する人に不便がないよう、細かいところまで気を配っていることが分かり、気が引き締まった」と話していた。  16日は、投票所の受付で入場券を確認したり、投票用紙を交付したりする。  同投票所の投票管理者を務める金田岩男さん(65)は「投票日は単純作業でも間違えると大変なので責任感を持ってやってほしい」と話した。高校生に対して市は2日間で1人に約9400円を支払う。(長野県、信濃毎日新聞社)


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