小諸市は16日の衆院選で、小選挙区の開票事務(開票開始から開票管理者による確認終了まで)を35分で終えた。46分だった2009年の前回選よりも11分短縮した。 市選挙管理委員会によると、投票率は62・93%で前回選よりも10・20ポイント低かったが、候補者が前回より1人多い5人だった上、井出泰介氏(維新)と井出庸生氏(みんな)がおり、判定などに時間がかかる要素もあった。 比例代表は前回選よりも8分時間がかかり54分。市選管によると、北陸信越ブロックの政党数が増えたことや、職員数を十数人減らしたことが背景にある。 同市は開票作業をしやすいように台の高さを調整するなど、06年県知事選から開票事務迅速化に取り組んでおり、全国自治体の開票作業時間で速さはトップクラス。(長野県、信濃毎日新聞社)
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