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長野、入賞奪回めざす 20日 広島で都道府県対抗男子駅伝

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 第18回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市平和記念公園前を発着する7区間48キロで行う。前回15位に終わり連続入賞が「8」で途切れた長野は、ベストメンバーがそろわなかった今回も厳しいレースが予想される。大会最多5度の優勝を誇る長野だが、入賞奪回が現実的な目標になる。  上野裕一郎(エスビー食品・佐久長聖高―中大出)と大迫傑(早大・佐久長聖高出)が東京で出場し、佐藤悠基(日清食品グループ・佐久長聖高―東海大出)と村沢明伸(東海大・佐久長聖高出)は故障の影響などで欠場。実業団所属の「ふるさと選手」が不在で、一般区間は箱根駅伝に出場した大学生に託す。  大学生は箱根駅伝の疲労からどこまで回復したかがポイント。優勝した日体大で9区を走った矢野(佐久長聖高出)は「箱根の2週間後にレースを走ったことがないので感覚は分からないが、箱根の後も気を緩めないようにしてきた」と話す。  早大で主将を務めた佐々木(佐久長聖高出)は「春からは実業団のステージで戦うので、そのためにもしっかり準備して走りたい」。脚への負担が大きい下りの6区を走った代田(中大・佐久長聖高出)は「2週間あれば回復できる」と意気込む。直前の調子を見て、3人の中から2人を起用する。  高校生は年末の全国高校駅伝で1区を走った臼田康一郎(佐久長聖高)が大学入試の関係で欠場する。鍵を握るのは1区の高森(佐久長聖高)。前回の1区は20位、1区を走る予定だった年末の高校駅伝は直前の故障で7区に回るなど不本意な結果となり、これまでの雪辱を期す。  高校駅伝4区で12人抜きした春日(佐久長聖高)は5区に配置する。中学生は関(茅野東部中)が全国上位の実力。2区に起用し、チームのいい流れをつくりたい。  山田良徳監督(更北中教)は「これまでは個人の力に頼ってきたが、ことしはチームワークを生かしたい」と話す。1月4~7日に千葉市内で行った合宿には箱根駅伝を終えたばかりの大学生も顔を出すなど全員が参加し、これまで以上に士気を高めてきた。  優勝争いは、1万メートルで昨年の日本ランキング1位の宮脇千博(トヨタ自動車・駒ケ根東中―岐阜中京高出)を軸に、高校生が充実する愛知、上野と大迫を擁する東京、2年連続5度目の優勝を狙う兵庫が絡みそうだ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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