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14年度末に長野新駅ビル JR東 新幹線延伸見据え

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 JR東日本長野支社(長野市)は21日、長野市が進めるJR長野駅善光寺口(西口)駅前広場の整備事業にあわせ、新しい駅ビル建設を始めると発表した。今月下旬に着工し、北陸新幹線金沢延伸開業を見据えて2014年度末に全面オープンする予定。  新駅ビルは3階建てで幅約120メートル、奥行き約30メートル。延べ床面積は約9600平方メートル。既存の駅ビル「MIDORI(ミドリ)長野店」と「ホテルメトロポリタン長野」の間に建設する。飲食施設など8店舗が入居する商業ビル「ティリア」や、駅前のドラッグストアなどは取り壊す。総事業費は明らかにしていない。  外観はガラスを多用し、市が新駅ビル前に整備する大きなひさしや列柱と調和するよう、格子を主題にしたデザインにする。1階は公衆トイレや交番などの公共機能を用意し、2階の東西自由通路上は吹き抜けに、3階部分には地域住民も利用できるスペースなどを設ける。入居する店舗や店舗数は決まっていない。  同時に、駅北側にある平面駐車場を4階建てに立体化し、駐車台数を約140台から約310台に増やす。  今月下旬、新駅ビルに隣接する駅舎内などで仮設工事を始め、4月に本体工事に着手。駅舎2階の東西自由通路と駅前広場を結ぶエスカレーターも整備し直すため、仮通路を設ける。4月から14年度末の完成まで「ミドリ口改札」は閉鎖する。  JR長野支社によると、長野駅の乗降客数は1日当たり約4万2千人。「長野の顔となる長野駅が(金沢延伸後に)通過駅とならないよう拠点性を高めたい」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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