自民党県連会長の吉田博美氏(63)と党県連幹事長の石田治一郎氏は22日、都内で会談し、夏の参院選県区(改選定数2)について、吉田氏が3選を目指して出馬することを確認した。吉田氏は26日に長野市で開く党県連総務会・選対委員会・職域支部長合同会議で正式表明する見通し。 党本部は各都道府県連に対し、参院選の選挙区候補について1月中に公認申請するよう求めている。県連は26日の会合で吉田氏の擁立を決め、公認申請する見込みだ。 吉田氏は衆院議員秘書を経て1983年の県議選下伊那郡区で初当選。5期連続当選し、2000年には初の戦後生まれの県会議長に就いた。01年の参院選県区に出馬し初当選。現在は党幹事長代理、選対委員長代理を務めている。 県区では現時点で民主党現職の羽田雄一郎氏(45)、共産党新人の唐沢千晶氏(42)が立候補を予定している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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