県警音楽隊は27日、「ふれあいコンサート」を長野市のホクト文化ホール(県民文化会館)で開いた。同隊のカラーガード隊が約30年前に技術指導をした縁で、同市裾花小学校の「ポプラマーチングバンド」がゲスト出演。音楽隊との共演でコンサートを盛り上げ、来場した約1900人を楽しませた。 音楽隊の丸山栄三楽長によると、発足後間もないポプラマーチングバンドに、演奏に合わせて色とりどりの旗を振る技術などをカラーガード隊の女性隊員が教えたことがあるという。この日はバンドの4~6年生約50人が出演。マーチングドリルを披露したほか、一緒に「世界に一つだけの花」を演奏した。 音楽隊の演奏で「翼をください」も合唱。6年生の横谷菜月さん(12)は「すごく緊張したけれど、大きな声が出て良かった」。高野那月さん(12)は「音楽隊は自分たちより少ない約30人なのに、迫力のある演奏ですごかった」と話していた。 コンサートは12回目。ギターが趣味という県警の佐々木真郎本部長も演奏に「飛び入り参加」し、自慢の腕前を披露した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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