長野市のJR長野駅で29日未明、2014年度末オープン予定の新駅ビル建設に伴う仮設工事が始まった。初日は午前0時すぎから、移転が必要な「びゅうプラザ」仮設店舗のための仮囲いを東西自由通路上に設けた。
作業は、同駅での最終列車運行が終了してから開始。善光寺口(西口)前に横付けした大型クレーン車が、人通りがほとんど無い東西自由通路に資材などを次々と運搬、作業員が仮囲いを組み立てた。
新駅ビルは3階建てで、幅約120メートル、奥行き約30メートル。JR東日本長野支社によると、入居する店舗数などは決まっていないが、地域の情報発信や住民の暮らしに役立つ店舗に入ってもらうという。びゅうプラザの仮設店舗での営業は、新駅ビルの本体工事着工となる4月ごろ始まる予定という。(長野県、信濃毎日新聞社)
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