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諏訪の技 精密「松本城」 市内の金型メーカー、プラモデルに

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 プラモデルやフィギュア(人形)を「PLUM(プラム)」の独自ブランドで製造・販売している諏訪市沖田町の「ピーエムオフィスエー」(山口晃社長)は31日、国宝松本城(松本市)のプラモデルを全国で発売する。自動車向けプラスチック部品の金型製造で培った精度の高い技術を駆使。壁面、石垣のほか、屋根の裏側の凸凹まで精巧に再現している。  大きさは実物の200分の1で、完成すると高さ約18センチ、幅と奥行きが約20センチになる。部品は95点で、小学生でも接着剤を使わずに1時間半ほどで組み上げられるような設計という。  同社は国際的な価格競争が激化する中、「脱下請け」を図り、独自技術を生かした自社商品に活路を見いだそう―と、2010年に「PLUM」を立ち上げた。松本城は、高島城(諏訪市)、上田城(上田市)に続く「城シリーズ」の第3弾。「美しい外観をできる限り忠実に再現し、スケール感が出るように工夫した」と山口社長。さらに構造が複雑な松本城の出来栄えに自信を示している。  価格は6090円で、ミニフィギュアとのセットは6615円。全国の模型店のほか、松本城の売店や中央道下り線の諏訪湖サービスエリアでも取り扱う予定だ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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