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食育戦隊ベジレンジャー活躍 東御で寸劇披露

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 東御市のボランティア団体「とうみ食育市民ネットワーク」が、子どもたちに野菜を食べる大切さを寸劇で伝えるご当地ヒーロー「食育戦隊ベジレンジャー」を結成し、市内の保育園などで活躍している。50~60歳代の女性6人が交代でベジレンジャー3人を演じ、「食育に楽しく触れてほしい」と張り切っている。  同ネットワークは、正しい食習慣を身に付ける食育を進めるため、2009年4月に市の呼び掛けで結成。現在は主婦ら15人と6団体が参加している。ベジレンジャーは代表の主婦井出容子さん(56)=東御市下之城=が「子どもに人気がある戦隊ヒーローの寸劇で啓発しよう」と発案。11年春から半年かけて衣装を手作りし、台本も考えた。  寸劇は10分ほどで、食育の国の「ニンジンレッド」「ピーマングリーン」「カボチャイエロー」の3人のベジレンジャーが、子どもたちに菓子を過剰に食べさせて不健康にしようとたくらむ怪人「チドローズ」と戦う内容。戦闘中に野菜を食べて力を付け、必殺技「野菜ビーム」で怪人を倒し、子どもたちに1日に必要な野菜の摂取量を教える。赤、緑、黄色の目出し帽にTシャツ、ジャージー姿で、Tシャツに野菜を意味する英語の頭文字「V」を入れた。  市内の公立保育園全7園を回ったほか、1月26日には県栄養士会(長野市)と市が開いた食の催しに登場。ピーマン役の主婦小林妙子さん(63)=東御市祢津=は「子どもがきらきらした目で見てくれた」。カボチャ役の主婦金井志げ子さん(64)=同市県=は「最初は照れたけれど、これからも食育の大切さを伝えたい」と話した。  同ネットワークは市外での発表も検討している。問い合わせは市健康保健課(電話0268・64・8883)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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