上田市を拠点に活動しているご当地アイドルユニット「あっぷる学園応援部」が、東京・恵比寿のライブハウスで開かれたイベント「第1回熱闘アイドル甲子園」で準優勝した。東京や岐阜、高知などのご当地アイドル10組が出場、持ち歌を発表し観客の投票で順位を競った。応援部の10人は「県外でも応援してくれる人が増えてきてうれしい」。10日に上田市内でライブに臨む。 「アイドル甲子園」はイベント会社が1月20日に開催。約200人が来場し、各グループが20分ずつ歌やダンスを披露した。 あっぷる学園応援部はアップテンポの「スプラッシュ!」とバラード「CLOVER(クローバー)」、デビュー曲「All☆Right(オールライト)」の3曲を歌った。応援した上田市の会社員男性(37)は「バラード曲を歌うユニットは珍しく、注目を集めていた」と話す。 「着替えて帰ろうとしたら、準優勝と伝えられびっくり。投票で選ばれたのがうれしい」とリーダーのりさぴょんさん(小諸市)。メンバーは県内の中学生から社会人まで。2011年5月にデビューし、イベントなどで100回以上ステージに立った。昨年秋にはファンクラブ「あっぷる学園応援団」も発足した。 いまの目標は、活動拠点の劇場「上田映劇」(上田市中央2)の客席約300席をライブで満席にすること。りさぴょんさんは「一人一人がもっと成長して、長野県のトップアイドルになりたい」と張り切っている。映劇で10回目となる10日のライブは午後5時から。前売り当日とも千円。問い合わせは映劇(電話0268・22・0269)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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