Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

民主「相乗り」も視野 県連、長野市長選対応で

$
0
0

 民主党県連衆院1区総支部は9日、長野市内で会合を開き、11月の任期満了に伴う長野市長選への対応を協議した。終了後の会見で総支部代表の篠原孝氏(衆院1区)は、独自候補を擁立、惨敗した前回選の反省を踏まえ、自民党など他党との「相乗り」も含め、柔軟な姿勢で臨む考えを示した。ただ、進退を明言していない現職の鷲沢正一氏(72)が4選を目指す場合は支援しないことも明確にした。  会合は非公開で、篠原氏のほか党県連の北沢俊美代表(参院県区)、倉田竜彦幹事長(県議)、党籍を持つ長野市議らが出席した。会見で篠原氏は、前回選では政権与党として独自候補擁立にこだわったが、結果を出せなかったとし、「今回は党派性なしに、有為な人材に市長になってほしい」と説明。行政や政治などの実務経験が豊富で、明確な将来展望を描ける人材を推すとした。  一方、民主党籍を持つ元県議の高島陽子氏(44)が市長選への出馬を検討している点については、篠原氏は現時点で「全く関知していない」と述べるにとどめた。  3期の鷲沢市政について、北沢代表は「後半になって、大型事業に傾斜しつつある」と指摘。篠原氏は、現職を支援する可能性は「ない」と明言した。  民主の方針に対し、前回選で鷲沢氏を支援した自民党県連の石田治一郎幹事長は「鷲沢氏は私どもの系統。本人の(進退について)意向を聞くのが先だ」と話している。  市長選では、現時点で新人で元県林務部参事の河合博氏(63)が立候補を表明。政治団体「信州・生活者ネットワークながの」などでつくる政策研究グループも候補擁立を検討している。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles