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小海で白銀キャンパスに描画 町高原美術館が初めて企画 

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 南佐久郡小海町の町高原美術館は9日、雪の上に大きな絵を描く催しを同館で開いた。冬季は休館している美術館の中庭を使って初めて企画。町内外の9人が、横15メートル、縦10メートルほどの雪上の「キャンバス」に数種類の色水で、町観光名所の松原湖や八ケ岳連峰を描いた。  絵柄は、同館の前島孝一館長(42)が考案。同町のNPO法人「じろ倶楽部(くらぶ)」のメンバーがこの日午前、絵柄に合わせて雪を足で踏み固めて下絵に。参加者は午後から、食紅など食用色素を水に溶いて作った色水が入る霧吹きを手に、八ケ岳連峰の形に沿って緑色などに吹き付けた。  1時間半かけて完成させ、中庭隣の展望台に上り、作品を鑑賞、「きれい」などと感想を述べ合った。小海町千代里の小海小学校1年金森柊弥(しゅうや)君(7)は、妹の吏音(りお)ちゃん(5)と参加。「太陽を描いてる時に赤色が円からはみ出しちゃったけれど、描き終えたら太陽の光線のようになって良かった」と喜んでいた。  作品は雪が解けるまで、そのまま残すという。(長野県、信濃毎日新聞社)


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