飯田の住宅に男性遺体　大量の血　事件の可能性も

　９日午後６時４６分ごろ、飯田市毛賀の住宅で若い男性１人が倒れているのが見つかった。同日、この家の家人からの通報を受けた飯田署員が台所で発見した。男性は血を流しており、既に死亡していた。同署は事件の可能性もあるとみて死因などを調べている。 　捜査関係者によると、血は大量に出ていたという。 　同署によると、この住宅に住む家族４人のうち１人の安否確認ができていないといい、遺体の身元確認を進めている。 　現場は、ＪＲ飯田線毛賀駅に近い、国道１５１号に面した住宅地。地元区の役職を務める男性（６６）は「この住宅を訪れたことはあるが、家人と顔を合わせたことがない」と話していた。（長野県、信濃毎日新聞社）