ソチ五輪につながる今春の世界選手権出場を懸けたカーリングの日本選手権第5日は16日、札幌市どうぎんカーリングスタジアムで上位4チームによる変則トーナメント方式のプレーオフが始まった。県勢は3連覇を狙う女子の中部電力(予選3位)が9―6で札幌国際大(同4位・北海道)を下し、準決勝進出。4年ぶりの優勝を目指す男子のSC軽井沢クラブ(同1位)は4―8で大会3連覇中のチーム北見(同2位・北海道)に完敗し、準決勝に回った。 女子は北海道銀行(予選1位)がロコ・ソラーレ北見(同2位・北海道)に快勝。中部電力は17日の準決勝でロコ・ソラーレ北見に勝つと、同日の決勝(代表決定戦)で北海道銀行と対戦する。 男子は札幌(予選3位・北海道)が北見協会(同4位・北海道)を下した。SC軽井沢クは準決勝で札幌に勝つと、決勝で再びチーム北見と戦う。 世界選手権は女子が3月16~24日にラトビアで、男子が同30日~4月7日にカナダで開催。ソチ五輪の出場権は同選手権の昨年と今年の順位を得点化し、上位7カ国が獲得する。日本は昨年、男女とも出場していない。出場権を得られなかった場合は、12月の五輪最終予選に回る。(長野県、信濃毎日新聞社)
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