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伝統野菜の情報交換 飯田に県内の生産者ら集う

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 県が選定した「信州の伝統野菜」の生産者らが集う情報交換会が21日、飯田市竜丘公民館で開かれた。2007年度に始まってから主に中信地方を会場としてきたが、本年度は飯田市で初開催。栽培や流通についての報告に加え、県内各地の料理の試食会も行われた。  県園芸畜産課によると、信州の伝統野菜は現在65種類。この日は県内各地の生産者、県や農協などの担当者ら計約70人が集まった。  試食会では、県調理師会地産地消推進部の副部長、中塚敏行さん(63)=下伊那郡高森町=が上田市の「山口大根」と大型のニジマス「アルプスサーモン」を使った押しずしなど6品の作り方を紹介。参加者は6品を味わったり、エノキと豆腐を使った鍋の調理を体験したりした。  名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市)のレストランでは昨年夏、下伊那郡天龍村の「ていざなす」などを使った料理を提供。講演した同ホテルの担当者は「安定的な量と質、安全を確保してブランド力を向上してほしい」と期待を込めた。意見交換会では、加工品として付加価値を高める提案があった。(長野県、信濃毎日新聞社)


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