Jリーグは26日の理事会で、J2松本山雅FCのホームタウン(本拠地)として、これまでの松本市に加え塩尻、安曇野の2市と東筑摩郡山形村を承認した。同クラブ運営会社は、今後3市村で子ども対象のサッカー教室や選手サイン会などを一層多く開き、地域に貢献する姿勢を示している。 新たに加わった3市村は、サポーターの数が多く、同社も以前から地域貢献活動を頻繁に実施していた。昨年は塩尻、安曇野の両市がそれぞれ500万円を、山形村は300万円を同社に出資した。 クラブ運営会社は3市村が地理的に松本市と隣接しており、クラブとの結び付きも強い―などとして、1月末にホームタウンに追加するようJリーグに申請していた。同社は「地域に元気と活力をもたらすよう、これまで以上に地域づくりに貢献していきたい」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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