岡本新監督が率いるBCリーグの信濃グランセローズは1日、練習拠点の中野市屋内運動場で合同自主トレーニングを開始した。初優勝に向け、初日から密度の濃い内容で8時間以上練習した。 外国人選手3人以外の選手22人(兼任コーチ2人を含む)と練習生3人らが参加。合同自主トレ最初の3日間は、選手間のコミュニケーションを深めながら体作りをするメニューを多くした。野手陣はティー打撃などで800球打つなど、全般的に昨季よりハードな内容。昨季のリーグ終盤に急成長した宮沢和希外野手は「春の早い時期からみんな振れてくると思う」と手応えを感じていた。 今季から練習に入る前に、5カ条の「選手心得」を全員で唱和することに。新キャプテンの大平成一外野手が「日本一スポーツマンらしいあいさつをすること。日本一礼儀正しくあること…」と発声すると、全員が大声を張り上げた。 三沢今朝治球団社長は「自分たちの目的をもう一度はっきりさせ、絶対に開幕ダッシュしよう」と訓示。合同自主トレは13日(8日休み)まで。15日から初の高知キャンプに入る。(長野県、信濃毎日新聞社)
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