長野地方気象台が1日発表した今冬(昨年12月~今年2月)の天候まとめによると、低気圧や強い寒気の影響で、13ある観測地点のうち、長野と信濃町を除く11地点で累積降雪量が平年を上回った。平均気温も30観測地点全てで平年を下回っており、県内も例年以上に寒く、雪かきに追われた冬だったことを裏付けている。 3カ月間の累積降雪量は、諏訪が155センチで対平年比174%と最大。1953年の統計開始以来3番目の多さで、2月に限っても降雪量が71センチと統計開始以来、最も多かった。ほかは、松本が対平年比150%の93センチ、飯田が同136%の68センチなど。 3カ月間の平均気温は、軽井沢が平年を0・7度下回る氷点下3・2度、諏訪が平年を1・1度下回る同1・2度など。最高気温が0度未満の「真冬日」は、軽井沢で20日(平年18・8日)、諏訪10日(同6・0日)、長野8日(同7・1日)、松本2日(同2・8日)、飯田1日(同1・6日)だった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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