日本フットボールリーグ(JFL)に参戦するAC長野パルセイロは2日、長野市内で新体制発表会を開き、選手や監督らがサポーターの前で今季の活躍を誓った。会場は昨年を100人上回る約350人のサポーターで満杯となり、期待の大きさをうかがわせた。 JFL参戦3年目のチームには、美濃部直彦監督(47)ら指導陣3人と選手8人が新加入。新主将に決まった宇野沢祐次選手(29)は「目指すところは皆さんも分かっていると思う。優勝です」と決意表明。10日にホームの長野市南長野運動公園でリーグ開幕戦を控えており、美濃部監督は「順調に仕上がっている。サポーターの皆さんは、晴れの日だけでなく雨の日も一緒に歩んでほしい」と呼び掛けた。 選手らはこの日、善光寺で必勝祈願もした。発表会では一人一人が「全力でチームに貢献する」「二桁得点を目指す」などと抱負を語った。女子のチャレンジリーグに参戦するレディースチームの新体制発表も行われ、本田美登里監督(48)は「本気で(国内1部の)なでしこリーグ昇格を狙う」と力強く話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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